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Mata Gigantes

"Mata Gigantes"

日本語でいうと「巨人殺し」、つまりジャイアントキリングのことです。

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カタールW杯のグループステージが終了し、すでに決勝トーナメントに突入しています。

Podcastのほうでも話しましたが、いろんなことがあったグループステージの感想をここにも少しだけ書いておきたいと思います。

タイトルにも書いてある通り、今大会はジャイアントキリングと呼ばれるようなアップセットが目立っています。

まずその狼煙を挙げたのは、グループCのサウジアラビア代表でした。優勝候補のアルゼンチンを相手にスーパーハイラインを敷き、無謀とも思えるような戦い方で見事に勝利を収めました。

なにより驚いたのは、ドイツ vs 日本の一戦です。世界中の誰もがドイツの勝利を予想していたところかと思いますが、日本代表の死んだふり作戦により後半の奇襲が致命的なダメージを与え、奇跡的な勝利をあげました。ご存じのように、日本代表は第3戦でスペイン代表を相手に同様の展開で勝利を挙げており、奇跡ではなく再現性のある勝利だということを証明することに成功しました。

グループFの第2戦では、北アフリカのモロッコが強豪ベルギーを打ち破りました。パフォーマンスが落ちていたとはいえ、腐ってもベルギーです。タフに守り、鋭く攻めたモロッコの勢いは、決勝トーナメントでも不気味な存在感を放つことになるでしょう。

第3戦は、ターンオーバーを敷いた強豪国が格下相手に敗れる試合が目立っていました。

フランスはチュニジアに、ポルトガルは韓国に、ブラジルはカメルーンに敗れています。かつてはターンオーバーを敷いても楽勝で切り抜けることができるイメージがあったのだと思いますが、こういったところをみても強豪国が楽をすることができないような情勢図に塗り変わっているのだと思います。

大陸間の差は縮まっているのでしょうか。4年後の大会からは出場国が48に増え、さらに大陸ごとの色が見えてくることになります。今からそれが待ち遠しくてなりません。

とはいえ、ワールドカップのメインディッシュはここからです。決勝トーナメントを味わい尽くしていきましょう。