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カタールW杯予想

いよいよカタールW杯の開幕が近づいています。Podcastで今大会に関する様々な予想をしたので、ここにも記録しておきます。

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日本代表

日本代表はグループEで、ドイツ・スペイン・コスタリカと同居することになりました。過去のチャンピオンが2カ国も入っているのはこの組だけなので、日本から見ると死の組のように見えますが、世界的に見ればこのグループは2強2弱です。日本に勝ち上がって欲しい気持ちはもちろんありますが、予想としては厳しい結果になると言わざるを得ません。

vs ドイツ

2-0 Lose

緒戦ということもあり、ドイツも慎重な入りを見せることが予想されます。前半の終わり際にハヴァーツのゴールでドイツが先制して折り返し、後半は日本が前がかりになったところをカウンターで大ピンチを迎えます。そこでPKを献上してしまい、ギュンドアンがPKを決めるという未来を予想しておきます。試合の展開は特に戦術を検証したわけではありませんので、妄想の域を出ておりません。

vs コスタリカ

1-1 Draw

この試合だけはなんとしても勝ち点3が欲しい、と思っているチーム同士の一戦になります。コスタリカがとても固く守ってくることが予想され、ブラジルW杯でのギリシャ戦のトラウマが蘇るような展開になるのではないかと思っています。この試合で得点を挙げるのは、日本代表は久保建英としておきます。引いた相手をライン間で受けて崩すプレーを期待したいです。コスタリカ側の選手はよく知りませんが、リーガ好きとしては過去にリーガで活躍したオスカル・ドゥアルテがセットプレーからヘディングでゴールを決めるような展開になってくれたら嬉しいです。

vs スペイン

3-0 Lose

スペイン代表を推している私にとっては、この試合をどう予想するか非常に難しいものでした。しかしルイス・エンリケFCとも呼ばれている今大会のスペイン代表は、クラブチームのような強さを誇るのではないかと期待しています。とはいえ日本もしっかり守ってカウンターを打つスタイルで戦うことになるので、スペインが攻めあぐねる展開になると思います。その均衡を打ち破るのは、我らがレアル・マドリーから招集されたマルコ・アセンシオです。東京オリンピックでも日本戦でゴールを奪っている、日本にとっての天敵です。アセンシオの2ゴールとCソレールのゴールにより、スペインの圧勝と予想します。

Group E 予想総括

残念ながら日本代表は、1分2敗で3位or4位となり、グループステージで敗退となると予想します。1位通過は、ドイツvsスペインの直接対決を制した方、私の予想ではドイツ代表としておきます。

優勝&ベスト4予想

まずはベスト4の予想です。

ブラジル

優勝予想は、ブラジルとします。大本命であり、ブラジルが負ける姿が想像できません。タレントが揃っており、ネイマールも脂が乗った年齢だということもあり、最も優勝に近いのではないかと思っています。20年ぶりの優勝によって、過去20年の欧州優勢の情勢図を塗り替えてくれることを期待しています。

アルゼンチン

アルゼンチンは、グループCではまず1位通過すると思います。このグループでアルゼンチンを上回ることができる存在はいないような気がします。1位通過した場合、決勝Tの組み合わせにも多少恵まれているように思います。ベスト4までは危なげなく上がってくることが期待できます。準決勝でブラジルvsアルゼンチンが実現します。これは楽しみです。

デンマーク

デンマークは、今大会のダークホース枠としてベスト4予想にねじ込んでみました。EURO2020での活躍は記憶に新しく、あのストーリーをもう一度見てみたいものです。エリクセンも復帰し万全のデンマークは、グループDでフランスと同居しています。デンマークネーションズリーグでフランス相手にダブルを達成しており、恐るるに足らないものと思います。またフランス代表については、過去4大会の王者が次の大会でグループステージで敗退しているジンクスを踏襲すると考えています。グループDは1位デンマーク、2位がオーストラリアと予想します。

スペイン

スペインは、本当ならばベスト4予想にいれるほどの完成度ではないと考えていましたが、メンバー発表会見でのルイス・エンリケの振る舞いで一気に期待感が高まりました。また前述のようにグループEで2位通過すると考えた場合、ブラジルのいない山でスペインを扼する可能性があるとすれば、ベルギー・クロアチアポルトガルあたりです。この辺りとスペインの相性は決して悪くはないので、意外とベスト4までは上がってきそうな予感がしています。

得点王

得点王はアルゼンチン代表、ラウタロ・マルティネスと予想します。

得点王を予想するに当たって、過去の得点王について調べてみたところ、意外な事実に気づきました。実は優勝国から得点王が出ることは珍しく、直近では2010年の南アフリカW杯で4人が並んで得点王になったことを除けば、2002年の日韓大会でのブラジル代表ロナウドまで遡ります。さらにその前となると、1978年アルゼンチン大会で優勝したアルゼンチン代表から、マリオ・ケンペスが得点王に輝いています。

得点王を出すチームというのは、得点源が依存しているということが言えると思うので、そういう状態のチームが優勝するのは難しいということなのかもしれません。

今回の私の優勝予想はブラジル代表なので、得点王はブラジル以外から選びたいと思います。なかでも有力なのは、毎大会ゴールを量産しているアルゼンチン代表です。メッシが注目されがちですが、南米予選でメッシと同じくらい得点を決めているラウタロ・マルティネスの活躍に期待を込めて選ばせていただきました。

期待

以上、予想という形をとった、単なる期待がほとんどを占めています。予想する時間というのは本当に楽しいもので、あっという間に時間が溶けてしまいます。来るべき寝不足の日々に向けて、英気を養いたいと思います。