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zerosant blog

辞書 - diccionario

スペイン語の学習を続けています。

知らない単語に出会ったとき、辞書を使って調べています。私が日頃愛用しているのは、白水社の「現代スペイン語辞典」という辞書です。

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辞書選びには特にこだわりはなかったのですが、調べたところこちらの辞書の評判がよく、また白水社から出版されているという点も後押しして購入を決めました。

白水社は歴史や社会に関する本をよく出しているイメージがあり、評判の良いサッカー本も数多く出版されています。白水社の本なら読んでみるか、と思うほど、白水社の出版物に対して高い期待を抱いています。

スペイン語を学びはじめた頃は、辞書を持っておらず、分からない単語の意味はすべて翻訳サイトを使って調べていました。最近は翻訳サイトも充実しているし、DeepLなどの機械翻訳も広まっています。一つの文章を日本語に訳したい、という願望はすぐに叶えてもらうことができます。

辞書を買ったのは、何事も形から入ろうとする私の悪い性分でもあるのですが、それ以上に、ウィズダム英和辞典を使って英語を学んでいた高校時代の体験が強く印象に残っているからでもあります。

当時の私は紙の辞書のほかに、電子辞書を使っていました。手早く意味を知りたいときや時間がないときなどは電子辞書を使うこともありましたが、時間に余裕のあるときは紙の辞書を使っていました。それは当時の高校の先生からの推奨があったためでもありましたが、私自身の嗜好もあり、紙の辞書をひらいたときに目に飛び込んでくる大量のごく小さな文字群に、たまらなく学習意欲を唆られたのを覚えています。

学習の教材として使っているのは、スペインのスポーツメディアのWebサイトや新聞、現地で発売されているサッカーの選手名鑑、本、漫画などです。退屈な文章ではなく、自分の知りたい情報が乗っていたり、好きな分野について語られていたりするものを選び、辞書を駆使して、時間をかけながら読んでいます。

読むばかりではなく聴いたり話したりするほうも上達したい気持ちはあるのですが、スペインのラジオ番組はとても早口で、なかなかついていくのに苦労しています。話すほうは、機会をつくる方法すらも見当がついていないところです。なんらかの学習サービスにお世話になるのがよいのか、なんらかのコミュニティに属するのがよいのか、いずれにせよ少々腰が重いことではあります。